まさか本人も本当に行くなんて思ってもいなかったのでございます。
このことを話すと長くなりますが、書きましょう!
あれは1999年の夏。
以前勤めていた会社の上司と一緒に初めて錦糸町の外人パブに行ったのでございます。
行く前は凄く嫌だなぁ、と思っていましたが、付き合いと思って割り切って行ってみるとまぁ~、
ロシア人、ルーマニア人の肌の白くてきれいなこと!
いい加減な英会話で”どっから来たの”、”何歳?”なぁんて話したらいやぁ、楽しいの何のって。
一緒に行った上司の方がつまらなそうにして機嫌を悪くしてました。
それから何度かルーマニアパブに足を運んでいくうちに、初恋以来の心臓バクバクもんの女の子が!
その名はカルメンちゃん。
細い体でバストは100cmオーバー。
すんごいんだもん。
すぐさま指名してそれからはもう彼女だけなのであります。
カルメンはホームシックだったのか、僕の顔を悲しそうに見ていました。
その顔が凄く印象的でしたが、話をしていくうちにだんだん解け合って、
”また来てねぇ~”攻撃。
撃沈ですよ、そういわれれば。
でも、押しの弱いわたくしは、なかなか”Te Iubescu"(I love youでございます。)が言えずに、2年、3年と時が過ぎていくわけです。
そして去年の2月以降、カルメンは日本に来ることもなくなってしまいました。
カルメンがルーマニアに帰っても何度か安い国際電話のカードを使って話はしているので、
お互い忘れてしまわないようにしていたのですが、転職した会社と仕事の内容で折り合いが付かなくなって、それが原因で退職することになり、することもねぇなぁ、と途方に暮れていた矢先にふと、
『カルメンのところに行こうっと』
と4月22日にふと思ったのであります。
そして、5月4日から9日まで、初めてのヨーロッパデビューがルーマニアだったのであります。
ルーマニアへはご存じの方も多いと思いますが、日本から直行便がありません。
必ずどこかの空港でトランジットになるのですが、
格安航空券の筆頭、アエロフロートでモスクワ経由で行って参りました。
往路はモスクワ(シェレメチヴォ第2空港)で3時間の待ち合わせですむのですが、
復路が6時間待ちには結構きついです。36歳の老体には。
しかもモスクワ=ルーマニアの飛行機は”ツポレフ”という、ロシア製の飛行機なんですが、これが古くて狭い!
まあ、その中に日本人は僕ともう一人いたかな、と言う程度で、あとはほとんどがたいの凄いヨーロッパの方々で空席なし。
案内放送の英語もロシアなまりが凄くて何言ってるかわっかりぃましぇぇん。
まぁ、その飛行機は2時間30分ですから、早かったですけどね。
ルーマニア、ヘンリー・コリアンダー(旧オトペニ)空港に着くのはなんと!同日!
夜9時10分。
しかもピッタシ時刻通り着きましたよ。うん、優秀。
なんて思っても、夜のヨーロッパは怖い!
空港の中はまだマシ。外は真っ暗。
でも、出口をでたらすぐにカルメン様とご両親がお待ちかね。(着く時間をあらかじめメールしてましたので)
お父様の運転で夜のブカレスト案内もかねてドライブ。
凄くきれいでした!
特に”チャウセスク・ハウス”は圧巻ですよ!
しかし、大通りはまだいいのですが、ちょっと曲がると広い道なのに左側通行に変身。
なんでかな?と思って注意してみたら、道が穴ぼこだらけで、それをよけていたのです。
だから必然と一方通行になってしまうのです。
しかしそのことには文句を言う人が少ない。当然のことなのですね。
だけど、穴ぼこをよけるために急にハンドルを切ることが多いので、ルーマニアに行って
車、タクシーに乗る人は気をつけてくださいませ。
あ、それと、ブカレスト市内は結構単車(スクーターでなくて)乗ってる人も多いですよ。
ヨーロッパ人が乗ると格好いいんだよねぇ。
ハァ、ため息。
まぁ、今日はここまでとして、また続きを報告したいと思います。
革命広場前大通り。噴水がきれい。